違法賭博で努力の全てが水の泡に

スポーツ選手が大きなチャンスを棒に振ってしまった

先日のニュースですが、バドミントンのオリンピック強化指定選手に選ばれていた人が違法賭博によりニュースに取り上げられました。

 

今現時点では今後の対応は決まっていない様ですが、バドミントン協会からの除名やオリンピックの出場権剥奪などが視野に入れられているようです。

 

そして、本人は賭博所に1000万もの借金をしていたのだとか。 おそらくは今後返せる見込みがあるから。とのことだと思いますが、もはや公になってしまった以上スポーツ選手としての活動とともに借金の返済が心配されるところです。

 

そして今までスポーツを本当に一生懸命頑張って来たのに、たった一つの問題で全てが台無しになってしまうかもしれないのです。

 

おそらく違法というのは分っていたのではないだろうか

違法賭博や違法ギャンブルは法律で禁止されています。 おそらく等の本人も分っていたことだとは思いますが、それでも辞めなかった、辞められなかったというのは間違いなく依存が関係しています。

 

公になってしまえば自分の立場が良くないことになる。しかしそれでも辞めることができない。 理性では分っていても制御する事が出来ないのは完全な依存状態です。 例えばもしあなたが冷静な状態で、問題のある遊びをしてしまった場合 今まであなたが積み上げてきた社会的地位、名誉、財産全てが失われることになります。

 

それでもあなたはやりますか? と言うと問いに「yes」と答える人は普通いないのではないでしょうか。あまりにリスクが大きすぎるからです。

 

このことからも何かを学ぶことはできないか

おそらくテレビのニュースを見ていた人は選手生命まで危ぶまれて、

「何やってんだよ!」

「なんてバカなことを」

「勿体ない」

色々な感想を抱いたのではないでしょうか。 しかし、ギャンブル依存に陥っている人の多くは自分でもそんなこと分っているのです。しかし辞めることができないのです。

  どんな内容にせよ、依存状態の場合人生にとって有益に働くケースは少ないです。 恋愛依存、ニコチン依存、薬物依存、ギャンブル依存

それぞれ人生への影響に大小はあります。

 

しかしどれも普通の冷静な判断力を失ってしまうので、その時に本人が正しい。と感じて行った行動でも第三者から見ると一体何をやっているんだ?と疑問に感じられる行動が多いのです。

 

もしもこのニュースを見ていた人は、是非とも他人事だと思わずに自分に置き換えてみてください。 そして今までの自分との行動と比較して見ましょう。きっと何か得る物はあるはずです。