勝った日のことを思い出してみよう

是非一度ゆっくりと勝った日の事を思い出してください。

 

それも、ちょっとしたものではありません。『大勝ち』です。

 

10万20万を超えるような。

おそらくこの思い出はあなたをパチンコ店に足を運ばせる動機の一つなので簡単だと思います。  

 

普通であればこの時点で行きたくなります。

「思いだすだけでワクワクする」 「今すぐあの興奮を味わいたい!」 「あの勝ちが一回あればここ最近の負けなんて解消される!」  

こんなことを思いませんでしたか? 自身も同じ気持ちを何度も味わった者の一人。痛いほど分かります。

 

ではここで一つ深呼吸して。ゆっくり次の事を冷静に考えてください。  

 

 

その「大勝ち」の確立は一体どれほどですか?

 何回行って何回その「大勝ち」を体験しましたか? パチンコやパチスロの設定による確率等を考えている人でも、そうでない人でも大体の感覚で分かるはずです。

 

つまりは『期待値』です。 (と言っても難しい計算がある訳じゃないので安心してください。)

 

その大勝ちの為にどのくらい勝っていますか?負けていますか?10万20万の勝ちの為に一体いくら使っていますか?

 

それを冷静に考えて頂きたいのです。

 

  人間の脳みその特徴で、「嫌な思い出は消えやすい」という特徴があります。 これは嫌な思い出ばかりになってしまうと生きていけないということからの生存本能だと思います。

 

つまり、ザッと計算した以上の金額を失っていると考える方が妥当です。

 

  期待値の考え方は簡単。 10万円得る為にいくらかかりますか?という小学生でも出来る計算です。

 

「私は普段10万円得る為に5万円使っています」 この人であればどんどんお金は増えていくでしょう。特に辞めた方がいい。ということをオススメする必要もありません。

 

しかし 「10万円得る為に20万円使っています」   もしかしてこんな計算になっていませんか?むしろそれ以上かも。

 

この期待値の計算では間違いなくいずれあなたは破産します。当然10万円の勝ちが定期的に訪れるために波がありゆっくりです。

 

しかし必ずその時は間違いなく来る計算です。

 

「自分だけは特別だから!大丈夫!」なんて考えていませんか? 依存し、酔っている人は嫌なものを考えないようにしようとする傾向があります。同じことを考える人間の行動を操るのは非常に簡単なのです。

 

ぜひ一度冷静になって、大勝のことを思い出すと同時に、それにかかった投資金額を見つめなおしてみてください。