パチンコ店も商売

パチンコ店は商売です。”娯楽”という枠組みではありますが、お金が動く以上商売という枠から逃れることはできません。

 

そしてパチンコ屋はお客を勝たせるのが商売ではなく、勝てると思わせるのが商売です。

 

 

  その為、機種の仕様や不具合がお客さんに不利な場合とお客さんに有利な場合とでは対応も対処も全く違います。

 

 

  メーカーが公表していた機械割よりも実際はお客さんに有利だった台は即撤去され、お客さんに不利な台は現在も設置されていたりします。

 

そしてそのような台をパチンコ屋は当然教えてくれず、私たち自身で調べないと分かりませんし、調べてもわからないことすらあります。

 

  たしかに勝てると思わせる商売をしていて、「この台は出すぎるから撤去します」とは 言えませんからね。

 

  これは別にパチンコ屋の店長や店員が悪だとはではなく、パチンコの経営がそもそも勝てると思わせて遊んで貰う商売ですから仕方がないことですし、外見で美味しそうと思わせて全く美味しくない飲食店も世の中にはあるわけですから。

 

  ただ、そういう飲食店にお腹が空いたからってまた行きますか?   パチンコ屋に対しても同じです。

 

自分の貴重な時間やお金を使う価値のある場所なのか。 果たしてそれは、1時間で万単位のお金を消費する価値があるのか。

 

  パチンコの投資額よりも低い額で大切な人を喜ばせることも可能な訳ですから 自分のお金の価値を下げる必要はないと思います。

 

またパチンコ依存症で怖いのは負けた時の記憶よりも勝った時の方が鮮明に覚えてしまっていることです。

 

今、辞めたいと思っていて、この記事を読んでいても 前もこのくらい負けたけど次の日は勝って取り返せたし」と思ってしまうのが一番怖いと思います。

 

  ギャンブルで一番、気を付けることは「最悪の場面」をちゃんと考えることです。 「このお金がなくなったら歩いて帰ればいいか」と帰るお金もパチスロで使ってお店から歩いて帰ったことが何度もありますし、 食事もしないで仕送りの日まで寝て過ごしたこともあります。

 

考えもしなかった打っている時間以外の貴重な時間も無駄にした訳です。   何回もそんなことを繰り返して、負けることもしっかりと意識し、その為にどうやったら勝率があがるのか、この台には打つ根拠があるのかを考えるようになり、結果、パチスロから離れた今では根拠を見つける知識もなくなり、打たなくなりました。 多分、それはパチスロで生活していた時期もあって、勝率を上げられる為に色々な台の知識を増やした結果、興味だけで知らない台を打つのは負けると分かっているし、負けるのならスロットは面白くないと考えるからです。

 

  なので逆に言えば条件に合う台と時間があれば打ちたいとも思っているので辞めたとは思っておらず、 この2年間は打っていないと言うのが正解かもしれませんね。

 

まぁ、今のパチンコ屋に自分が知っている台も残り少なくなってしまいましたが。     どうしても辞められないと悩む人は、思い切ってどうやったら勝てるのかをちゃんと真剣に考えるのもいいかもしれません。

 

その結果、「こんなの勝てる訳ないじゃん」思えれば、それはそれで中途半端に勝てるかもと考えているよりは割り切りやすいですし、勝てる知識を身につけられば、それはそれで負ける打ち方もわかり、闇雲に打つようなことは 絶対にしなくなるはずですから。