皆さんがパチンコに行く理由は様々だとは思いますが、やはり一番の目的は”勝ちたい”という理由だと思います。
勝ち=景品を沢山交換できる=あなたの資産が増えること
ですね。
気持ちは痛いほどわかります。なにかイベントが行われいたり、沢山の人が出玉を出していると
「もしかしたら自分も…」という気持ちになり行きたい、やりたい衝動が出てきます。
お財布の中身が暖かくなるのを想像すればいてもたってもいられないのではないでしょうか。
ただ、当然”勝ち”もあれば”負け”もあります。世の常です。
負けとはすなわち交換できる景品が手に入らないので資産が減ることを意味します。
では一体どのぐらいの人が負けているのでしょうか?
2015年度のパチンコの負け、すなわち失った金額の平均がなんと300万円にも及ぶようです。
これは全体平均なの計算なので、もちろんこれ以上の人もいれば少ない人もいます。
この数字から考えると、”ほぼ全員負けている”という計算になります。
少なくとも50%以上、パチンコに通っていることで資産が増えている人がいればこの数字は少なくとも+になりますからね。(まぁそれならパチンコ屋が営業するはずありませんが)
パチンコには月平均でコンスタントに勝てている”プロ”と呼ばれる人達がいるようです。
複数人のグループで常に情報交換を行い台のデータや、その地域のホールの出玉のデータを常に把握。
生活のほとんどをパチンコに費やし休みむこともなく活動し続けている人たちです。
その方々が続けられているようであれば、プロは収支が+と言えるのかと思います。
しかしそれ以外の人達、趣味でやっているような人たちは一体どうなっているのでしょうか。
まぁ考えるまでもなく収支はマイナスでしょう。
出なければ一年平均マイナス300万という数字にはなりません。
プロでもなく、趣味でやれている人たち。
もし勝てている人が人がいるとすれば、ほんの数回行ったことがあり、その時にたまたま勝つことが出来たがその後行っていない。
おそらくこのような人たちです。
コンスタントに生き続ければマイナスになる計算のはずなので、もしその勝てていた人たちも欲を出して生き続ければ、確率の収束によりほぼ間違いなく負けるでしょう。
ここで疑問に感じるのは、絶えずパチンコに対して勉強をかかさないプロであっても、これまでの生涯すべてのパチンコ収支は果たしてプラスなのだろうか。ということです。
依存してしまっている人の特徴で、極端に良いイメージした記憶に残さない。という特徴があります。
自分にとってマイナスに働いた出来事を頭の奥底に封印して考えないようにするのです。
「自分はトータル勝てている!」
とうい人は時々います。
ただ、パチンコ業界がカジノ業界以上に儲けを出している数字をみると、生涯収支+の人は本当にごくごくわずか。
しかもこれから当然マイナスになる可能性だってあります。
パチンコ、スロットの履歴、一回も残さずに全て記録していて、「収支がプラスだ」というのは分かりますが、記憶に残っている分だけでは判断しかねるかもしれません。
プロにいたるまでにアマチュアに時代だって当然あったはずですしね。
たくさんの人が席に座っていると思います。
そこでまず、「今日はどの台がでそうかな?」と探すのではなく、一回人間観察をしてみましょう。
いいですか、そこに座っている人たちのほとんどが、生涯においてパチンコの収支はマイナスです。
勝てているのはおそらく10%にも満たないはず。
アンケートだと○%という数字が出てきますが、そのアンケートに答えた人も全ての収支を付けてその上で答えているのではなくあくまで記憶の上で答えているはずなのでその数字よりもやや少ないはず。
おそらく5% もしくはそれ以下だと考えられます。
ということは、その席に座っている人が現在どんなに出玉を出していても、結局はトータルでは負けている。
まずはこの事実を落ち着いて考えることで、ヒートアップした心を落ち着ける手助けになるかと思いますよ。