パチンコパチスロをやめるために一つおススメな行動があります。
それは「台を見ないで人を見る」ということ。
普通皆さんはパチンコ店に入ると「良い台空いてないかな~」や「すぐ当たりそうな台はどれかな~」「今日はこの台がイベントなのか~」と真っ先に”パチンコ台”を見ますよね?
分かります。自分もパチンコにハマっていた頃同じような行動をしていました。
「誰よりも良い台に座りたい!」この一心で。
しかし、ぜひ一度店内に入ったら、お店でパチンコパチスロを打っている人たちをゆっくりと観察してみてください。
人間観察です。
打とうと思えばすぐに打てますし、気楽に。
このときに見る人たちの姿は客観的にパチンコを打っている自分を客観視することになります。
「あ~普段自分はこんな感じで打っているのか~」と第三者の目から自分を見つめ直せます。
自分もこの方法で自らを客観視することで凄く冷静な判断が出来ました。
完全にやめる寸前のあたりではもはや台は全く見ないで人だけ見て帰って来る。こんな不思議な人間でしたが、気持ちを落ち着けて、冷静な判断をするのにこれ以上いい方法はないほどに効きます。
どんな人達を観察しても良いとは思いますが、是非とも「勝っている人」を見てみてください。
非常に面白いことが分かります。
勝っている(だろう)判断は簡単ですね。ドル箱を積んでいるかいないかです。
もしかしたら事前に大金をつぎ込んだ状態なのかもしれませんが、3~4箱以上出ていればおそらくその日のその瞬間の収支はプラスでしょう。そんな人を探して観察します。
その時に多くの勝っているであろう人に共通するのは、
『全く楽しそうではない』
ということです。
もしかしたら内心喜んでいるのかもしれませんが、人間が本気で喜んでいる時というのは普通人からみても分かるものです。
しかし共通して、「どこか浮かない顔」や「喜んでいない」「暗い」こんな表情の人が非常に多いのです。
人が本気で喜んでいるときは、笑顔になったり態度に出たり。第三者が見ても「良いことあったのかな?」とわかるものです。
おそらくこの時の勝っている人の心理状態は色々な複雑な心情が混じり合っているのではないかと思います。
「この出玉を出すために大金を使った」
「昨日までにかなり負けている」
「明日も勝てるのだろうか」
「勝っても結局すぐになくなってしまうのか」
こんな”素直に喜べない”ような感情がせめぎ合っているのではないでしょうか。
パチンコパチスロを職業にしている人はかなり少数派だと思います。
だとすればほとんどの方が”趣味”としてパチンコパチスロを遊戯しているかと思います。
しかし冷静に考えてください。「趣味とは、喜んでいいのか分からないような状態になるものなのでしょうか?」
純粋に楽しめるからこそ、自らの時間を使い、お金を使い、労力を使って遊ぶからこそ趣味なのではないでしょうか?
「勝っているのに喜んでいない」「勝っているのに笑っていない」
このような状態が自分の中にあるということはまずは素直に受け止めましょう。
そうすればあなたの本心が、本当は今どのような気持ちなのかというのを知ることが出来ます。
あなた自身は本当はどのように生きたいのかが見えてくるはずです。
よく自分自身を、そして様々な人を観察してみてください。
「勝っているときに笑っていますか?」