ついにカジノ法案が可決されましたね。
審議が約6時間ほどの強行採決という話もでていますが、治安や依存者のリスクもほとんど考えられないまま決まってしまったそうです。
ついに国単位で公的ギャンブルが認められてしまった…
確かに莫大な国の借金を少しでも減らすためには海外からの旅行者を増やす必要がある。
そのためにカジノを作るというのは効率が良いとは思うが、今以上にトラブルが起きるのは間違いなさそうだ。
ただ、このページを運営しているものとしての意見を言わせてもらうと、正直カジノ法案に関してはパチンコをやめたい人の助けになる可能性があるということ。
「おいおいギャンブルが国で認められてしまったら依存者が増えるだけだろ?」
という意見もあると思うが、そういったマイナスの側面だけではないのでは?と考えている
ではカジノができることで、どうパチンコをやめたい人のメリットになり得るのかを説明させていただく。
今回このカジノ法案が決まる前にも、カジノに関する話題は何度も出ていた。
話題が出ては消え、また出てくる… その繰り返しだったのだが、おそらく最終的には認めさせるのが国の方針だったのだろう。
日に日にパチンコの台への規制や圧力が増していったのは皆さんも感じたのではなかろうか?
出玉や連チャン等々、少し昔と比べると”依存しやすい状態に陥るような勝ち方”というのが少なくなったのではないだろうか。
今パチンコにされている様々な規制に関してはコチラにまとめておいた。
つまりは簡単に言うと”面白味”が減ってきているのである。
それもそのはず、国としてはカジノの建設や運営を進めていく中で、一人でも多くお客さんを呼びたい。見込み客を増やしたい。
それは売り上げが上がれば国の利益になるから当然。
ということは、カジノの集客に対して、集客の分散、障害となるような他の余計な娯楽施設は邪魔なのである。
だからと言っていきなりパチンコやスロットを無くすことはできない。
その結果、台に対しての規制を強化し、依存しにくくしカジノに目を向けてもらう。という作戦なのではないか?
と自身は考えている。
これがパチンコ店と大きく違う最大の特徴。
パチンコ店の場合、休日ちょっと車を走らせた先、仕事の帰り道等々ほぼ間違いなく一つはある。
なので「辞めたい」と考えていた人でも意識が緩んだ時にフラっと行ってしまったりしやすいものだ。
しかしカジノの場合は、決まった場所(東京か大阪か沖縄と言われているが)に一か所にまとまって作られている。
つまり、よほど近場に住んでいない限り「行こう」と決めないと行けない場所に作られるのだ。
行くためにも当然旅費や宿泊代もかかるので、お金に余裕がなければ素直に諦められるのではないだろうか。
そしてカジノが大きくなればなるほどどんどんパチンコ店への規制は強くなっていく。
個人的にはこの流れは悪い流れとは言い切れないような気がする。
もしもフラっと行ける場所にカジノができてしまったらどうするんだ!依存してしまうじゃないか!
という人もいる可能性もある。
しかし、この人たちは間違いなく大きなチャンスだと思う。
それは自分で何かビジネスを始めてみるのだ。
飲食でも民宿でも何でもいい。 英語をちょっと勉強して道案内をしてもいいと思う。
外国人相手ならチップをもらえるので、パチンコで稼ぐ何倍もの収入を得られる。
そんなビジネスチャンスが転がり込んでくるのだからラッキーとしか言いようがないのではないだろうか。
カジノがまだできてもいないうちから「依存したらどうするんだ」などと文句を言っている人もいるようだが、悲観的に考えて人や社会のせいにするよりも、チャンスと考えて行動する方がよほど楽しいのではないかと思う。