自慢話で出てくるのは勝った話だけ

パチンコやスロットの話を友人としていて、ついつい話してしまったり、聞く機会の多い自慢話。

実はこのパチンコスロットに関する自慢話はある共通したことがあります。

それは、『負けた話はほとんどしない』ということ。パチンコパチスロに関する自慢話の大半が『自分が勝った時の話』なのです。

パチンコスロットの自慢話

「こないだ○○玉でたよ!」

「○○万円勝った!」

「このまえあの機種打ったら○○連チャンしちゃってさ~」

 

自分がせっかく、よし辞めよう!という気持ちになっているのにこんな話を友人から聞いたりしたら、ワクワクがこみ上げて来て我慢できずに行ってしまった。なんて話は本当に”あるある”の内容だと思います。

 

逆に自分が多勝ちした時なんかも、「おごるよ!」なんて友人を呼び出し話を聞いてもらいたいもの。

 

しかし、パチンコパチスロに限っては何故かみんな負けた、大金を失った話はほとんどしないのです。

 

笑い話に。という人もいるかもしれませんが大体の場合その時の金銭的ダメージが完全に癒えて笑い話として。という方がほとんど。 先日大負けしてまさに傷ついている最中に負け話をしたがる人はほとんどいないのです。

 

 

それは話している方も聞いている方も良い気分にはなれないので当然と言えば当然かもしれませんが、きちんと負けた話も友人同士話せるようにあればきっと依存から解放される人はもっと多いのはないかと思います。 良い話を聞けば誰だって憧れるものです。

華やかな話の裏には影がある

もしもあなたが「パチンコをやめるぞ」と心に決めている時に親しい人から自慢話を聞いたら一度冷静にならないといけません。 その友人が高らかに自慢している話、ほとんどの場合長期で考えればその何倍もの金額をすでに投資している可能性が高いのです。

100万円を使い30万勝っている。しかし聞ける話はその30万円の部分。 そんな話を聞いてもなんの参考にもならないのです。 人間の脳は嫌な記憶が残りにくいようなメカニズムで作られています。その友人も嫌な記憶が薄れてしまっているはずなので悪気がある訳ではないと思いますが、話半分に聞かないと幻想に惑わされてあなたはまた大金を失うキッカケを作ってしまうのです。

 

あえて負けた話を友人にも話す

普段は負けた時の話なんてしない。それに話したとしても対して面白い話じゃないのは分っている。 しかしあなたがパチンコパチスロの依存から解放されるためには声に出して自分の現状を自分自身で再確認すると言うのは非常に有効だと思います。 千円でも1万円でもいいです。

「この前行ったら負けたよ」

「その前も負けた」

想像するだけでも全く面白みのない話です。しかしテンションを下げ、考えた時に嫌な気分になる。と言うのは自身としても推奨する方法なのでかなり効果はあると思います。 そしてその様なテンションの下がる話になれば会話の話題は逸れていきますし、今後あなたに自慢話をする可能性は低くなるでしょう。