パチンコパチスロを始めとする依存状態を解消するのに便利なメタ認知という方法を紹介させていただきます。
実際に仏教のお坊さんでも修行で使われる方法で、パチンコ依存を見つめなおすのに非常に有効です。
依存状態の人に必ず起きる状態が極端な気分の高揚です。
理性の枠を突き抜けて衝動で行動してしまいます。
しかも性質の悪いことに、その行動を起こしているその瞬間は自分の行動を正当化してしまいます。そしてとてつもない行動力を起します。
間違っているという感情は薄々は心にありますが、無視して理由をこじつけて探すのです。
「自分はこれでいいのだ」と。 その行動を抑えるにはとにかく気持ちのクールダウンが大切。その非常に有名な方法の一つにメタ認知と呼ばれる方法があります。 これはお坊さんも修業の一つに取り入れている方法で、『自分自身を第三者の目で見る』と言う方法です。
あなたの感情を一切考えず、もう一人の自分で自分自身を見る方法。それがメタ認知です。 頭に血が上っている状態ではまず冷静な判断ができません。
「もっとつぎ込めば!」「今回こそは!」と自分では考えるかもしれませんが、第三者である他人からしてみれば「もう辞めておけばいいのに…」「なんでそんなにムキになるんだろ…」と冷静に見る事が出きまます。
しかし当事者に助言しても突き放されるだけ。 気分の高揚が冷静に聞く余裕を無くしているのです。
その場合当事者自身がそのことに気付く必要があります。
メタ認知はお坊さんのようにしっかりと修業をすればいつでも行えるようになりますが、比較的簡単に行える方法もあります。
それは鏡を見ると言うことです。 鏡はあなた自身を他者視点で見つめることができます。言わば具体的なメタ認知の視点。
その鏡に写るあなたは一体今から何をしようとしているのか。第三者からあなたを見ると一体どのように映っているのか。
自分で気付くのに非常に簡単で効果的な方法と言えます。 その場合個人的には全身鏡がオススメです。手鏡でも十分だと思いますが小さすぎると自分自身を見つめることができませんし、玄関先に置き。
パチンコ店に向おうとしている時、その鏡の中の自分自身をよく観てください。 パッと見るだけで終えるのではなく、一度深呼吸をしてゆっくりと向き合ってください。
一体あなたは今から何をしに行くのか。そして鏡に映るあなたを見て第三者であるあなたは一体どのようなことを考えるのか。 それが気分を落ち着かせるのに非常に効果の高いメタ認知です。