変性意識状態 トランス状態とは

変性意識状態やトランス状態という言葉を聞いたことはないでしょうか。

 

意味は『日常的な意識状態以外の意識状態』という意味。

 

分かりやすく言うなら『非日常状態』です。

 

 

あなたが普段感じている”日常”とは異なる状態に意識が置かれるので、様々な感じ方をされる方がいます。

 

・ぼーっとする

・興奮する

・意識がもうろうとする

・幻聴

・幻覚

 

一口に変性意識状態と言っても様々な状況によって状況が変わりますが、一番身近で分かりやすい変性意識状態は『お酒に酔った時』です。

 

酔ったことのある方は経験があると思いますが、妙に気が大きくなったりなんでもできるような不思議な感覚になったことはないでしょうか?

 

酒に酔う原因は、飲酒によって血液中にアルコールが溶け込み、脳に運ばれ、その影響で脳がマヒしてしまうことで人は酒に酔いますが、
この『脳の麻痺』の影響で人間は変性意識状態、トランス状態に陥りやすくなるのです。

 

変性意識状態になると、日常とは違う感覚を味わいます。

 

突然怒ったり、泣いたり、陽気になったり静かになったりと様々。

 

良くも悪くも働く

変性意識状態は、普段の日常とは違う状態に意識が置かれること。

 

薬物などで気持ちが興奮してしまう悪い面もあれば、テーマパークなどの非日常に身を置くことでストレスの解消になったりなど、決して悪いことだけではありません。

 

ただし、普段の『冷静さのロック』が外れやすい状態にあるため、行動には気を付ける必要があります。

 

気付いたらとんでもないことをしてしまっていた…なんて言うことのない様に。

パチンコも変性意識状態に陥る

実はパチンコやスロットをしている時もこの変性意識状態に非常に陥りやすい状況にあると言えます。

 

台の音響や映像で飛び交う店内。 行き届いたサービス。 広くてキレイな店内等々、その場の空間に飲まれやすい状況が作り出されていると言えます。

 

そしてさらにお金の絡んだ遊戯。

 

最初は2000円3000円の時間つぶしのつもりが気付いたら数万円の出費の大損害に。

というのは自分で気づかないうちに変性意識状態に陥ってしまったと言えるでしょう。

 

 

入店してしまうと世界が変わる

「遊戯するつもりはないけど様子を見るだけ!」というのはパチンコスロットをやめたい人にとって非常に良くない考えです。

 

そのことを考えること自体が良い悪いというのではなく、パチンコの店内に入った時点であなたの世界が変わります。

 

つまり変性意識状態に陥ります。

 

もちろんパチンコ依存者でなく初めて来店した人の場合などは、むしろ警戒心や場に慣れていないということもあり変性意識状態にあることはありませんが、
行き慣れてしまい、遊戯を楽しんだことのある人はいとも簡単に陥ってしまい、初めは全く行くつもりがなかったのに気が付いたら。

 

という状態はこれを読んでいる方が一番分かるかと思います。

 

自分で気づきにくい

変性意識状態は病気ではありません。

 

風邪などのように体調に変化があれば、自分がトランス状態になっていることにも気づきやすいでが、厄介なことに自分では気付きにくいのです。

 

それどころか、やや興奮状態に陥るので元気になった感じすらします。

 

なので自分自身で歯止めをかけるのが困難になる状態になることは十分考えられるので、もしもパチンコなどをやめたいのであれば、『自分自身で変性意識状態、トランス状態に陥りそうな場所には初めから行かない』というのが非常に重要なのです。