パチンコ、スロットに行きたい。もしくは行きたくない。等の感情は全て『頭の中のイメージ』から始まるのです。
ぜひともこれは覚えておいてください。
そしてパチンコパチスロの依存から脱出するのに"イメージから始める"ということは関係性が深く非常に重要です。
おそらくあなたがパチンコやスロットをやめたくても辞められない原因の大半はこの『イメージ』にあると言っても過言ではありません。
そして合わせて説明させていただきますが、 ”快楽“ と”依存“ という言葉も覚えておいてください。
パチンコパチスロにあなたが行ってしまうのは、この『イメージ』つまりあなたが 「行こう。」と決める直前のイメージがあなたを動かしているのです。
人は大半の場合行動を起こす前に、それを行うイメージをします。『行動を予測』するのです。
例えば買い物に行くにしても、あれが必要だな、これがいるな。と考え、あの道で行こう。
そしてラーメン屋に立ち寄ったら醤油ラーメンか味噌ラーメンか、食べた時に自分の感情がどう変化するかを予測して、あなた自身が一番いい状態になるものを決定します。
自分がイイなと思えば動くし、嫌だなと感じれば動きたくありません。
ゲームをしたり、友達と好きな場所に遊びに行ったり 考えただけでも楽しいことはすぐにでも行動に移そうとしますが、 逆に 部屋の掃除をしたり、勉強をしたり イメージしただけでつまらなそう…辛そう… などのイメージが湧くものはとても腰が重くなるものです。
それが人間の行動心理。
そしてあなたをパチンコやスロットに駆り立てるのは間違いなく楽しい、ワクワクする、面白い などのイメージです。
「お金が確実に稼げる自信があるからいくのだ!」という方は行っている時間と収支を時給換算してみてください。
間違いなく普通にコンビニでアルバイトをした方がお金は儲かります。 +αで楽しい気持があるから様々な言い訳を自分に言い聞かせ、足を運ぶのです。
そして楽しいと感じさせる具体的なイメージは、
・大当たりしている瞬間のイメージ
・様々な演出でキラキラしているところ。
・自分がドル箱をいっぱいにしているところ
・換金所からたくさんのお金が出てくるところなど
・財布の中身が厚くなること
その他にも様々でしょうが大体はこのあたりでしょう。
つまるところ この感情が つい先日 場合によってはついさっきまで 「もう二度とやるものか」「もう絶対に行かない」 と心に誓ったはずのあなたの決意をいとも簡単にぶち壊すのです。
このワクワクや楽しみ という感情をベースにした行動力はものすごい力を発揮します。
寝る前に ほんのちょっとそこまでのトイレは面倒くさいのに、 その何千倍、何万倍離れた旅行先へは 喜んで行くのが人間です。 (旅行嫌いであれば、パチンコのためならなぜか早起きできることを考えれば分かりやすいでしょう。)
しかしそれもそのはず、その時の快楽、気持ちいい状態を味わいたくて行動するのです。
そして厄介なことに、一度味わって「楽しい」と感じでしまうと 人間は繰り返し求めるようになるのです。
興奮と安心による脳内麻薬です。(ちなみにこれが依存に繋がります。)
友達に誘われて仕方なく。 という方もいるかもしれませんが嫌なら行っても打たなければ良いだけの話なので 結局言い訳なのです。
そしてその快楽が達成される(大当たりや勝ち)と心が満たされるのです。
その数日前にいくら負けた。なんていうのもその時にはもう忘れています。もしくは頭の片隅に追いやって無かったことにしています。
そして勝って満たされた時は、いままでは自分のお金が減っていっているのに、急にお金が増えてほっとしたような、お金が戻ってきたような なんとも言えない不思議な感覚です。 そしてその感情はとても甘美なものです。
どんなに言葉で否定してもその感情を再び求めるようになるのです。